2018年度 研勢塾合宿2日目

こんにちは。川村義之です。

形稽古に、隠されている要訣を身につけ、自分の技を、研ぎ澄ますことができます。

脱力するのに、強さを発揮できる秘訣を、身につけることができます。

他の人を、観察することで、自分の上達に、役立てることができます。

10月27、28日に開催した、合宿の2日目の様子を、ご紹介します。

2日目も、相手を変えながら、2人組で、体の使い方の理を、追求していきました。

合宿2日目

はじめに、腕の、アウターマッスルを脱力し、代わりに、インナーマッスルを使う練習をしました。

合気道における、力に頼らない崩し技は、インナーマッスルを使うことによって、可能になります。

こちらの肘を、相手が全力で曲げようとしても、曲げられず、伸ばしたままにしておくことができます。

合宿2日目

「曲がらない腕」と呼ばれるパフォーマンスですが、このとき、インナーマッスルの力を、使っているんですね。

インナーマッスルは、アウターマッスルの、倍から、3倍の力を持つので、力任せでも、曲げられないんです。

全力で抵抗すると、アウターマッスルを使ってしまうので、かえって、相手に、肘を、曲げられてしまいます。

合宿2日目

インナーマッスルの力で、突きを強くする方法も、お教えしました。

片手を、向かい合った相手に両手でつかまれ、前方に突き出せないように、押さえられます。

合宿2日目

意識のかけ方を変えることで、突きを、インナーマッスル主導の動きに、変えることができます。

相手の体ごと、突きを出し、後退させることができました。

合宿2日目

拳を握り締め、全力で、突き出そうとすると、逆に、拳を動かせなくなり、自分が、後退してしまったりします。

何の気なしに出したパンチで、KOしてしまうことを、ラッキーパンチといいます。

ラッキーパンチは、意図せずに、インナーマッスルの力を、使うことができた実例なんですね。

合宿2日目

続いて、脱力による崩し、すなわち慣性による崩しを、練習しました。

合気道、剣道に共通する、剣の理合の一端を、体現することができます。

合掌した両手を、高く上げ、肩を脱力して、両手が、自動的に、振り下ろされるのに、任せます。

合掌した両手首を、向かい合って立つ相手に、両手でつかまれ、下から押さえられます。

合宿2日目

相手を意識せず、目の前に、誰もいないときと同じように、左右の肩から、脱力します。

両手首を、自動的に振り下ろして、相手を、座り込ませることができました。

合宿2日目

重力に逆らい、手を上げていた、肩の力を抜くことで、腕を自由落下させ、その慣性を、崩しに使うことができたんですね。

筋力で、振り下ろそうとしても、相手が、下から押さえる力に負け、動かすことができません。

2日目も、空手の形(かた)である、ナイハンチを、さらに深めて練習しました。

インナーマッスルと、慣性を使うことで、ナイハンチの各動作を、筋力では不可能なほど、強力にすることができます。

最初の4連打を、相手に、両手で、抵抗をかけてもらって、やってみました。

合宿2日目

合宿2日目

右手刀受け、左肘打ち、左下段払い、右鉤突きを、姿勢と脱力にだけ、気をつけて、行います。

合宿2日目

4連打全てで、両手で押さえる相手を、体ごと振り回しながら、やり切ることができました。

単なる筋力や、ボクシングのセオリーに則った動きでは、相手の力に負け、ただの1発すら、出すことができません。

脱力し、関節の可動抵抗を減らし、慣性を使うことで、スピードも、筋力を使うより、速くすることができます。

ナイハンチの動きは、前の技が、次の技の、タメになっていて、流れるように、連打することができるんですね。

正中線を、保っておくことで、末端が動くスピードを、さらに速くすることができます。

右手刀受け、左肘打ち、左下段払い、右鉤突きを、ババンババン!と、1つの動作として、連打することができました。

合宿2日目

合宿2日目

合宿2日目

このとき、体の右真横に2発、左真横に2発、技を連打したわけです。

つまり、全てが、体の正面に向かった技であれば、もっと速く、連打することができるんですね。

鉄騎初段も、より一層、深く突き詰めて、練習しました。

鉄騎初段では、横歩きの2歩目のとき、右足を、ナイハンチよりも、かなり高く上げます。

本部朝基が言うように、波返しは、蹴りの練習ですから、これは、波返し同様、右の蹴りと解釈します。

鉄騎初段の、波返しと、横歩きの練習で、軸足を必要としない、両足浮き身の、居着かない蹴りを、身につけることができるんですね。

合宿2日目

「いや~、昨日の最初と比べると、全然違いますね!」

「正中線も、もう、一発で出せますね!」

「凄いなあ…こんな力、出るんですね!え~っ!」

「こんな教え方、してもらったこと、ないですよ!こんなことが、できるなんて…」

「だいぶ、(体の使い方の)全体が見えてきましたね!」

「じゃあ、次は春ですか(笑)?」

相手に試すことで、自分が、ちゃんとできている確信を、得ることができます。

受講生同士にしか、わからないことを、話し合い、共有することができます。

お互いの上達に、協力し合って、さらなる高みへと、進むことができるんですね。

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